Google Colabでコンピューティングユニットってなに?

さあここまでいろいろ知らない言葉やほんとの最低限必要な知識を備え、いよいよものは試し、Stable DiffusionをGoogle Colabで使ってみよう。と言うところまで来たのですが、Google Colabに関する言葉でよく分からないものがまた出てきたので調べる事にします。


コンピューティングユニットってなに?
まずは復習がてら、Stable DiffusionとGoogle Colabの関係についてすごく整理しておきます。
- ・ハイスペックなPCが無くっても、Google Colabを使えばStable Diffusionを使える。
・Google ColabでStable Diffusionを使うには、有料プランでないといけない。
と言う事で最低限の有料プラン「Google Colab Pro」で使うのは必須になる訳ですが、その際に「1ヶ月あたりで100コンピューティングユニット(CU)の制限がある」と言う説明を目にするようになります。言い方を変えると、Google ColabでStable Diffusionを使える時間が決められていると言う事ですね。コンピューティングユニットは「ポイント」と考えた方がピンときやすいかもしれません。ちなみに割り当てられるGPUによる消費ポイントは以下の様です。
A100 GPU:1時間当たり13.08(約7時間)
V100 GPU:1時間当たり5.45(約18時間)
T4 GPU:1時間当たり2.05(約48時間)
ひと月で100ポイント貰えて、割り当てられるGPUの性能が上がるにしたがって消費ポイントも増える。そんな感じですね。有料プランでもGPUの割り当てはランダムなのか、自分で選択出来るのかは実際使ってみた方が理解が早そうですが、何となく他の方の記事を見ているとランダムで割り当てられそうです。
他にもGoogle Colabのデメリットとして
- ・GPUは他のユーザーと取り合いになるから、Proでも条件の良いGPUが使えない事もある。
- ・一定時間が経過するとセッションが切れる
- ・セッションが切れると、保存していたStable Diffusionの設定などがリセットされてしまう
と言った情報も見受けられます。ただ、セッションって何なのかも分からない。なのでそろそろ実際に、「Google Colab ProでStable Diffusionを使う」と言う事をやってみたいと思います。今日はここまで。